プレミアム付商品券のばら撒き

大田区商店街連合会(以降:区商連)から販売される、プレミアム付・大田区内共通商品券(以降:区内共通券)。

2015年は春と秋に販売されます。

池上の商店街では4月16日に池上駅前のコミュニティーストア前で販売しました。

1セット2,500円で3,000円分の区内共通券が購入できます。

9,000セット計2,2500,000円分が10:00~15:00の間に売り切れました。

次は秋、10月くらいです。販売開始日は区報や区商連のサイトで確認してくださいね。

池上では独自に池上の使えるお店リストを購入時に配布しました。

池上で使って欲しいですからね。

使用可能店舗一覧CS6_0414_01

使用可能店舗一覧CS6_0414_02

※ツルハドラッグは使えないと断られた事例が報告されています。
最新版の使用可能店舗については、区商連にお問い合わせください。

前年2014年の方式、
5000円で『売りだした商店街限定で使える商品券(以降:地域限定券)3,000円分+区内共通券2,500円分』のセットで販売する方式

2014-12-05 12.07.47

(この地域限定券+区内共通券のセット販売方式を大田区役所の人は、池上モデルと読んでるそうです。)

と比較すると、売れ行きが好調ですが、

それは、

プレミアム分が前年10%から今年20%に引き上げられたことも影響あると思いますが、

蒲田や大森の駅ビルや、スーパーなどでも使えるため、
利用者にとっては使いやすい券となっているためです。

『利用者にとって使いやすいならば良いのではないか?』とも考えらます。

しかし、補助金を使用した地域事業で、大規模な店舗、全国展開している店舗を助けることは、
意味があるのか?という意見もあり、

どちらの意見も大切にしたいものですね。

前年2014年の方式、池上モデルと比較しながら、見て行きたいと思います。

 

そもそもプレミアム付商品券はなんで作られるの?

2015-04-16 22.09.57

購入した区内共通券の表紙には、地域住民生活等緊急支援のための交付金事業(地域消費喚起型)と書いてあります。

プレミアム分(今回20%)得したので、使う時はその分多く買い物しちゃおうという消費者心理を狙った内容で、
プレミアム分をつけるから、生活が楽になるよね?その分地域の消費に貢献してねということです。

そうすると、

地域の人が全体的に恩恵を受けて、
地域で営業している地域の業者の消費を喚起する事業といったところでしょうか。

 

元々は郵便局で区内共通券のみを販売していた。

以前から、

大田区が区商連に補助金を出す

→区商連は郵便局に販売してもらう(ほぼ即日完売)

→駅ビルやスーパーなどで使われる。

の流れで販売が継続されていました。

 

そもそも区商連を支える組織である商店街というくくりが曖昧

区内共通券は、区商連の『大田区内共通商品券取扱店(以降:取扱店)』で使用できます。

この説明を見ると、『区商連てことは商店街かぁ。商店街のお店とかで使えるのかぁ』『使う機会あるかなぁ』と、思ってしまうところですが、

大森・蒲田などの駅ビルの中の店舗も、駅ビル単位で商店街としての組織を作り、区商連に登録しているため、
思っているよりも商店街というくくりが広く、取扱店も多いです。

 

取扱店一覧の冊子のページが多すぎて、見るのが大変。

大田区内のお店って数1,000店舗は確実にありますよね?
そこから気に入ったお店を見つけるのって大変。

共通商品券は駅ビルでも使えることを書きましたが、
駅ビルやスーパーで使えることにより、通常の生活サイクルで使用できる券となっています。

わざわざ、使える店を調べて新規開拓するような流れになりづらいです。

そこで、

地域限定券だと、使える店舗もそう多くないので、
『どこで使えるかなぁ』『どんなお店があるのかなぁ』となり、

池上の商品券使用可能店舗一覧

『こんなにお店あったっけ?』

『初めてのお店だけど行ってみようかな?』

『最近行ってなかったけど、あの店で使えるみたいだから行ってみようかな?』

となっていき、個人でやっているお店としては、地域消費喚起の良い流れになります。

 

郵便局で販売する=平日の昼間に買いに行ける人しか買えない。

地元の郵便局で販売されるということは、
平日に普通に働いている人は購入できないということです。

そこで、

郵便局ではなく、商店街の数店舗で販売されているとなると、
土日営業のお店や、夜まで営業しているお店で購入できるので、
平日に普通に働いている人が購入できるようになるわけです。

ただ、

前回は数週間は店舗在庫があったのですが、
今回は1日で完売となっているので、
今回の形式で店舗での販売を行っても、夜まで残っている可能性は低いですね。

 

区内共通商品券のほとんどは、駅ビル、スーパー、コンビニで利用されている

区内共通券の販売を郵便局で行っていたときは、
区内共通券が小規模のお店で使われることは少なく、
使用可能かが分かりやすい、駅ビルやスーパーに集中していました。

これは、大田区という広大なエリア、使えるお店が多数ある中、

『どこが使えるのか?』『小規模なお店で使おうとすると断られるのではないか?』

といったことを考えたくないという消費者心理があるからだと思います。

実際私も、区内共通券は大森のアトレで使用することが一番多いです(^_^;)

池上方式(地域限定券+区内共通券のセット販売)で行われた2012年と2014年。

今まで区内共通券が使われていなかった店舗から続々と商品券が使われたと連絡ありました。

 

まとめ

長々としてきたのでまとめます。

・商品券は、購入した地域住民の生活支援と、地域の消費を喚起する事業みたいだよ。

・消費者としては、今回みたいに区内共通券のみのほうが使いやすいよ。

・ただし、区内共通券のみで販売しても、駅ビルやスーパーでの買い物が増えるのみで、小規模の個人経営のお店ではあまり使われないよ。

・地域の消費を喚起する事業として考えると、個人経営のお店にも恩恵があったほうが良いよ。

・地域限定券は、どこで買い物するか悩むから、地域のお店のことを知ろうと考える人が増えると思うよ。

・今回のように区内共通券のみだとすぐ売れてしまうので平日に仕事している人は買えないので、地域住民の生活支援なんだから、働いている人も買える時間帯にも売って欲しいよ。

・仕様がどうであれお得なので、商品券が買えると単純にうれしいよ。

・商店街関係者としては、個人経営のお店の消費を喚起してほしいから、2016年は池上方式で売りたいよ。

 
ということで、楽しみにしている人が多い事業なので、
行政・商店街・消費者の皆さん、色々な方面から検討して、良い事業にしてもらえればいいなと思っています。
購入した区内共通券は大切に使いますね(^^)

よろしくお願いします。

この記事を書いた人

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福田 文明

Webと地域のことをやっています。東京都大田区池上に住んでいます。株式会社アイシテルの代表をしてます。