【六郷】M DASANAYAKA にインタビューをしました。

2023年7月15日(土)、16日(日)に蒲田駅西口駅前広場にて、エシカル消費 ※を啓蒙する「エシカルフェス」が開催されます。

イベントに先駆けて、大田区タイムズではエシカルに関連する取り組みを行なっている企業やお店を取材しました。

※エシカル消費とは…地球環境や、人、社会に対して配慮されたものを購入・消費したり、またそのような商品。

今回は六郷にある「M DASANAYAKA」の代表・吉行さんにお話を伺いました。

スリランカから輸入したオリジナル商品を販売

M DASANAYAKA(エムダサナーヤカ)は地球にやさしい日用品とオーガニック食品を輸入している会社です。

吉行さんは食に関心を持ち、学生時代は農業について学んでいました。

「勉強していくうちに食品が作られる背景が見えてきて。生産者から消費者に届くまで、全ての過程に関わっている人が幸せになって欲しいという思いからブランドを立ち上げました。

夫はスリランカ人で、彼の国にはいい物がたくさんあるんです。夫の故郷であるスリランカに何か貢献できる仕組みを作りたくて、この事業をはじめました」

会社のロゴや商品のパッケージはスリランカ人女性のデザイナーに依頼して作っているそうです。

「夫のファミリーネームが”DASANAYAKA”(ダサナーヤカ)なので、自分の名前の”まりこ”からMをとって繋げたものを会社名にしました。

すこし覚えにくいかもしれませんが、いずれ有名になって多くの方に馴染みがある名前になって欲しいという願いを込めています」

「地球に還るココナッツブラシ」は汚れがよく落ちる

M DASANAYAKAのココナッツブラシはプラスチックを使わず、環境にやさしい素材で出来ているのが特徴です。

ココナッツの果肉の周りについている殻を加工して作っていて、本来は廃棄されるものが商品に生まれ変わっています。

掃除やマッサージなど、用途によってブラシの形が違います。

「1番人気があるのは”ココナッツのボトルブラシ”です。水筒や哺乳瓶を洗うのにぴったりの形で、特に子どものいるお母さんに人気ですね。洗剤をつけなくても汚れが落ちるし、食器にこびりついた茶渋もキレイに取れるんですよ」

体にも地球にもやさしいオーガニックティー

エシカルフェスではココナッツブラシのほかにオーガニックティーも販売予定で、茶葉は30年以上農薬や化学肥料を使わず、地球と人にも優しい方法で育てられています。

このパッケージはスリランカ人の女性デザイナーが作りました。

生産過程ではバイオマス燃焼乾燥機を採用。バイオマスエネルギーを使用することで温室効果ガスの削減につながります。

「燃料はココナッツの殻を使っています。燃やしたときの臭いで虫が寄ってこなくなるんですよ。ココナッツの木がたくさんあるスリランカならではの燃料です」

代表の吉行さんよりメッセージ

「わたしも家でココナッツのブラシを使っていますが長持ちで、1年半ほど経ってもまだ現役なんですよ!汚れがよく取れる上に物持ちがよいので試してみて欲しいです。

今回のエシカルフェスでは、イベント限定販売のボディブラシをご用意します。背中まで届く長さで、かゆいところに手が届くんですよ。

ほかのイベントで販売したときはすぐに完売してしまったので、早めのチェックがオススメです」

会社名M DASANAYAKA
住所大田区南六郷3-10-16六郷BASE206
URLhttps://mdasanayaka.com/

この記事を書いた人

蒲田おにぎりちゃん

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